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ツクモが在庫を差し押さえられる

ツクモ(九十九電機)差し押さえ 「泣いてるスタッフいました」 -アキバBlog

アキバPCホットラインなどで伝えているように、負債総額110億円で民事再生申請を行ったツクモ(九十九電機)が、在庫商品を担保にお金を借りていたNECリースにより、裁判所経由「在庫の差し押さえ」が21日にあった様子。ツクモの差し押さえがあった日の夜には、店舗の張り紙を見てる人や撮影していた人の姿をの各ツクモ前で見かけた。

ツクモ本店近くの某店スタッフいわく、差し押さえは開店前から始まり、『差し押さえのことを知らずに出勤したツクモのスタッフが路頭に迷ってました。上司?に「どうしたんですか?」な電話してたり、泣いてる人がいました』とのこと。

とりあえず末端の店員は可哀想だ…こういうのは身につまされる。集合動産譲渡担保権なんて普通は知らないって。私も知らなかった。

譲渡担保とは、目的物の所有権を、担保の目的で担保権者(債権者)に移転し、もし支払いができなくなれば、債権者が所有者として目的物を売却して債務弁済に充てる、というものです。

この方式では、所有権は移転しますが、動産の占有を移転することがないため、自由に使用することができます。

また、日々製造されて増え、一方で出荷により減っていく流動的な在庫商品一切を「集合動産譲渡担保」として担保設定する例もあります。
( http://ginkou.moo.jp/tanpo/dousantanpo/index.htm )

なるほど。確かに簡単に言えば在庫を担保に融資を受けていたわけだ。ツクモが民事再生手続開始を申し立てた時点で支払いはできなくなったわけで、即日担保権実行、売却されても文句は言えないところをこれまで警告を受けながらも営業を続けていたと。これ自体は営業を続けていた方が良かったなとは思うけど、ツクモのプレスリリースの内容がよろしくない。
( http://www.tsukumo.co.jp/release/081121.html )

弊社は、NECリース株式会社から担保権を実行され、営業を一時中断せざるを得ない事態を回避するため、NECリース株式会社を相手方として、東京地方裁判所に対し、担保権実行手続中止命令の申立てをしておりました。その審尋期日が本日午後5時30分に、東京地方裁判所において開かれることになっておりました。しかし、NECリース株式会社は、当該審尋期日の前に、担保権を実行してきました。

一言で言えば逆切れ。民事再生手続開始の申立てを行った時点で担保権を実行できる状態になったのだから、それを止めてくれと言うのは無理がある。担保権を打たせた方が悪い。もっとも、集合動産譲渡担保権を打つことを融資条件に出されて渋々ではあったんだろうけど…。

NECリース株式会社の大株主である日本電気株式会社様とは、30数余年に及ぶ取引をさせていただき、大変多くのパソコンを販売させていただきました。また、弊社の社員にもたくさんのNECファンがおります。その日本電気株式会社様の関連企業が、民事再生法の下、取引先様、お客様、そして社員が精一杯再建に努めている弊社に対し、営業を一度中止せざるを得ない行動を取られたことが残念でなりません。

正直今回の件で一番疑問なのがこれ。カネの話でお涙ちょうだいをやるのは恥ずかしい。金の切れ目が縁の切れ目とはまさにこのこと。

でも結局は集合動産担保権設定も上がやったこと。自宅待機させられてるスタッフは悪くないんだよな…。やはり他に何か手は無かったのかとは思う。

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