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i Menuのオークション制は信頼を揺るがす

MCF、iモードメニューリストへのオークション制導入に懸念表明 -ITmedia +D mobile

モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)は6月9日、ドコモが導入を予定しているメニューリスト第2階層のオークション制導入について、懸念を表明するとともに再検討を要請した。

ドコモが6月23日から変更を予定しているのは、メニューリスト第2階層の表示方式。現状、メニューリストの第2階層には、各カテゴリーのサイト利用者数の多い順に上位3~5サイトが表示される仕様になっているが、6月23日以降はオークションの入札価格による表示順に変更するとしている。

現状では利用者順(=マイメニュー登録者順)に並んでいるi Menuの第2階層が、23日からは多く金を払ったコンテンツプロバイダ順になるということです。

ドコモはオークション制の導入ついて「ランキングサイトは変動が少なく、活性化を図ることが目的」とし、すでにすべてのコンテンツプロバイダに通知済みだと説明。ユーザーには「これからお知らせする」という。

そりゃどうしてもユーザーが集まっているところが「定番」になるわけで、変動が少ないのは当たり前。23日まであと何日よ?もう二週間無いよ?「これからお知らせ」じゃ遅すぎるでしょう。

もっとも、ケータイWatchの記事では「5月12日に本誌が記事にした(→該当記事)際には、報道発表しない方針(広報部)とのことだった。」との事ですので、元からユーザーには内緒で行うつもりだったんですね。

MCFでは、(1)利用者への周知とコンテンツプロバイダへの説明が十分なされていない(2)利用者のメニューリストへの不信とブランド価値の低下が考え られる(3)コンテンツプロバイダの事業モデルに大きな影響を与える可能性がある上、施策の目的であるコンテンツの活性化効果に疑問がある ことを理由に懸念を表明し、施策の再検討を要請した。

(1)は前段と同じで、ユーザーには黙ってこういう変更を行おうとしている事はよろしくないですね。

(2)も同様で、現状i Menuの第2階層には「利用者数順に掲載しています。」と最下段に書かれていて、一度i Menuを見た人は「上の方にあるサイトほど利用者が多い=人気がある、定番である」と認識しているはず。それをいきなりこっそり変えられたのでは、「金を積んだコンテンツプロバイダ=人気がある、定番である」にすり替わってしまう。

その結果、(3)で指摘されている通り、「内容はどうでもいいからドコモに金を積めば人が集まるんだ」となってしまい、金はないが頭を使ってユーザーを増やそうとするコンテンツプロバイダは淘汰されてしまうのではないでしょうか。

(2008-06-11追記)
慌てて公式発表するも、結局撤回はしませんでした。(→「ドコモが慌ててi Menuオークション制を告知」)

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