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「青少年インターネット規制法案」でネットは終了します

「青少年インターネット規制法案」にヤフーとマイクロソフトと楽天などが共同で「反対」を表明 -GIGAZINE
「青少年インターネット規制法案」が成立すると、日本のネットは完全に死ぬ -GIGAZINE

この二つは続き記事になっています。詳細は元記事に譲り、要点だけコピペ。

  • フィルタリングによる有害コンテンツに合致しそうな場合は、パスワードを持っていないと閲覧できない会員制にするか、自分のサイトを「有害サイト」として申請しろ、そうしないと削除するよ、従わない場合には「6ヶ月以下の懲役又は100万円以下の罰金」
  • 一体どういう基準でどこの誰が「有害」であると定義するのか?
    (中略)
    青少年健全育成推進委員会というどこの誰だか知らない5人が作った判断基準が適用される
    (中略)
    極端な話、この5人のメンバーの誰か一人として、どこかのネット企業と癒着している人が着任、ライバル企業をボコボコにするために特殊な定義を行っても、もう誰も止められないのです。それぐらいならまだしも、「自分はネットなんて無くても困らない、むしろネットがあると邪魔だから、消えろ」とか思っている人がこの5人に含まれてしまった場合、日本のネットを即死に追い込むような定義を打ち出す可能性も冗談抜きであり得る話なのです。
  • 目的自体は正しくても、その手段に問題があるというわけです。いくらでも恣意的な規制をかけることができる内容であるため、様々な反対意見がネット上では続出し、声明文も多く出されています。
  • また、このような法案は今まで各種メディアを対象として過去に何度も出されてきましたが、すべて強い反対にあって挫折しており、今回のネット規制法案は「ネットなら何も言わないだろう」という感じで出されたようです。つまり、ネットを利用しているユーザーは政治に対して何の意見も持っていないだろう、ということで、なめられているわけですね。

いかにネットを煙たがっている政治屋やそれに連なる利権豚が多いかと言うことを改めて思い知らされるわけですが、必要なのは声を上げることと同時にやはり選挙に行って然るべき一票を投ずることでしょう。

もういい加減に、ネットについての知識が偏っていたり、ネットについて詳しくないような議員個人と関係する各種利権を満足させる、あるいは新たな利権や天下り先を作るために法律を遠そうとする行為をやめさせなくてはならない時期に来ていると考えるべきでしょう。選挙カーに乗って名前を連呼するだけの議員やバックにいる利権団体に有利になる法律を通すためだけにがんばる議員、国民の不利益になることを平然と行う議員、そしてネットを規制することに熱心な議員、こういった議員は政治家になるべきではありませんし、立候補しても票を投じるべきではないのです。

これまで「棄権」してきた人は大いに反省してもらいたいもんです。単に惰眠を貪っていたり、したり顔で行っても無駄とか言っている人ばかりでしょうけど。(期日前投票が「遊びに行く」「仕事がある」などの私的な理由でも可能になっている事を知らなかった人は除く)

「危険だから規制しよう」というのは思考停止に他ならず、そのもの(この場合はネット)を上手く使うためにはどのように扱えばよいのかを考え、それを実践すべき。今回のMS、ヤフー、楽天、DeNA(モバゲー)、ネットスター(フィルタリング)の共同声明はそれを言っています。

GIGAZINEでは、

それでもなお教育より、今すぐネットを規制すべきだ、そう言うのであれば、ブルース・シュナイアー著「セキュリティはなぜやぶられたのか」に引用されている、ベンジャミン・フランクリンの以下の言葉を肝に銘じるべきでしょう。

「ほんの少しの安心と引き換えにいちばん大切な自由を手放す人は、自由も安全も享受する資格がない」

私は以下の言葉を思い出しました。

「ナチの連中が共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった、 私は共産主義者ではなかったから。
社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった、 私は社会民主主義ではなかったから。
彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった、 私は労働組合員ではなかったから。
彼らがユダヤ人たちを連れて行ったとき、私は声をあげなかった、 私はユダヤ人などではなかったから。
そして、彼らが私を攻撃したとき、 私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった。」
マルティン・ニーメラー

さらにもう一つ。ヘルマン・ゲーリングニュルンベルク裁判における戦争についての証言。

「……もちろん、国民は戦争を望みませんよ。運がよくてもせいぜい無傷で帰って来る位しかない戦争に、貧しい農民が命を賭けようなんて思うはずがありません。一般国民は戦争を望みません。ソ連でも、イギリスでも、アメリカでも、そしてその点ではドイツでも同じ事です。政策を決めるのはその国の指導者です。そして国民は常に指導者の言いなりになるように仕向けられます。
……反対の声があろうがなかろうが、人々を政治指導者の望むようにするのは簡単です。
国民にむかって、われわれは攻撃されかかっているのだと煽り、平和主義者に対しては、愛国心が欠けていると非難すればよいのです。そして国を更なる危険に曝す。このやり方はどんな国でも有効ですよ。」
Wikipedia・「ヘルマン・ゲーリング」の項目より引用)

例えば「戦争」を「検閲」、「われわれは攻撃されかかっている」を「ネットには有害情報ばかりだ」、「平和主義者」を「ネットユーザー」、「愛国心」を「青少年への配慮」と言い換えるとそのまま通じそうです。

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