不当表示もいたちごっご
大学生が食品などの不当表示をチェック、ダイエット食品が断トツ -Business Media 誠
不当表示の疑いを指摘されたのは、食品関係が多く359件。そのうち健康食品が251件と約7割を占め、中でもダイエット効果をうたった商品は220件に 達した。
「寝る前に飲むだけで-15キロ実現」「最低でも15キロ減量」といった内容が多く、学生からは「飲んで寝るだけで効果が期待できるわけがない。 最低でも15キロやせるというのは信じがたい。根拠が不明」との指摘があった。
景品表示法でまず引っかかるみたいですね。優良誤認とかでしょうか。
この手の品物(健康食品・医薬品関係)は薬事法の規制もあるし、非常に微妙な言い回しが多いです。
「完全」「絶対」「確実」とかはアウトだし、「美味しい」とかも駄目(濫用を助長する)。
この時期だと「季節の変化が気になる方に」なんていうのは「花粉症に効く」とは言えないから代わりに使われる言い回し。「効く」と言うためには「何がどう効くのか、有効性はどのくらいあるのか」を証明して、医薬品としての認可を受けないといけないので、そこまでは出来ない場合がほとんど。
また、洗剤等のCMでは汚れを落とす表現でわずかに汚れが残っていたり、落としきる直前で映像が切り替わったりするのも完全とは言っていない、というエクスキューズ。
全うな会社ならこのくらいの配慮は当然なんですが、引用元の表現はひどいですね。こういう業者は売るだけ売ってそのままドロンしてしまうんでしょう。そしてまた手を変え品を変え同じ事を繰り返すと。
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